阿部寛さんは、今や多くの人々に愛される人気俳優ですが、その名を世に知らしめた出世作があることをご存
じでしょうか？
この記事では、阿部寛さんの出世作となったドラマについて、その魅力や彼がどのようにしてブレイクしたのか
を詳しくご紹介します。
これを読めば、彼の活躍の背景がより深く理解できるはずです。
- 阿部寛とは？プロフィールと経歴
- 阿部寛の出世作ドラマはこれ！
- 阿部寛のその後の活躍
では、早速いってみましょう！
阿部寛とは？プロフィールと経歴
阿部寛さんは1964年6月22日（2025年現在61歳）、神奈川県横浜市出身の俳優です。
身長189cmという高身長と端正な顔立ちから、もともとはモデルとして活動していました。
俳優・阿部寛は1964年6月22日生まれ、神奈川県横浜市出身。高校卒業後、慶應義塾大学経済学部に進学し在学中の1982年に、「メンズノンノ」の専属モデルとしてファッション界にデビュー。モデル活動を経て1988年に映画『ぼくらの七日間戦争』で俳優デビューを果たした。
阿部寛さんは1988年に映画『ぼくらの七日間戦争』で俳優デビュー。
その後、様々なドラマや映画に出演していきましたが、大きなブレイクには至らない時期が続きました。
阿部寛の注目ポイント
阿部寛さんの俳優としての魅力は、その高身長と恵まれた体格を活かした存在感、繊細な感情表現と幅広い演技
力ではないかと思います。
コメディからシリアスなドラマまで、多様なジャンルで活躍しており、特にいわゆる「ダメ男」から「頼れる男
性」までの幅広い役柄を演じ分ける演技力に定評があります。
阿部寛の出世作ドラマとは？
阿部寛さんの出世作は、2001年放送『TRICK』です。
阿部さんは、この作品で仲間由紀恵さんとダブル主演を果たしています。
出世作の概要
前述の通り、阿部寛さんの出世作として広く認識されているのは、2001年に放送されたTBSドラマ『TRICK』シリ
ーズです。
このドラマは、物理学者の山田奈緒子（仲間由紀恵さん）と売れない手品師の上田次郎（阿部寛さん）が超常現象
を科学的に解明していくミステリーコメディです。
TBSドラマ『TRICK』シリーズは、「ドラえもん」「鉄腕アトム」などで知られる漫画家・手塚治虫がかつて「手品師」を目指していたことにヒントを得て、2000年に連載された蒔田光治の漫画『TRICK』を原作としています。物語は、理系女子の物理学者と売れない手品師のコンビが、超常現象を科学的な視点から解明していくという内容です。
阿部寛が演じた役柄
阿部寛さんが演じた上田次郎は、売れない手品師でありながら、自信家で口の悪い変わり者。
しかし、鋭い観察眼と手品の知識を活かして、超常現象を見事に解明していきます。
上田次郎の「ちょっとかっこつけているけど実はダメな部分もある」というキャラクター性は、視聴者から大きな共
感を呼びました。
ドラマ内では、仲間由紀恵演じる山田奈緒子との掛け合いが絶妙で、コミカルでありながらも謎を解決していく展開
が高く評価されました。
特に阿部寛の「ヤァダァ」というセリフは流行語になるほどの人気を博しました。
出世作になった理由
『TRICK』は、第1シリーズの平均視聴率が15.2%を記録する大ヒットとなりました。
その後も第2シリーズ、第3シリーズと続き、劇場版も制作されるほどの人気シリーズに発展しました。
阿部寛さんはこの作品で、それまでのモデル出身のイケメン俳優というイメージから脱却し、演技力に定評のある
実力派俳優として認知されるようになりました。
『トリック』は阿部寛扮する売れない手品師・上田次郎と、仲間由紀恵扮する貧乏物理学者・山田奈緒子の名コンビが、超常現象を科学的に解明していくミステリーだ。初回放送が2000年で、ドラマ3シリーズに映画版5作品と、およそ13年に渡って制作された長寿シリーズである。
筆者の個人的な分析ですが、阿部寛さんが『TRICK』でブレイクした理由は、それまでのモデル出身のイケメン俳
優というステレオタイプから脱却し、コメディ要素を含んだ独特のキャラクターを熱演したことにあるのではない
かと考えます。
彼の長身を活かした独特の身体表現や、上田次郎というキャラクターの「変わり者だけど憎めない」という特性が、
視聴者の心をつかんだのではないでしょうか。
また、仲間由紀恵さんとの絶妙な掛け合いも、ドラマの魅力を高める要素となりましたよね。
阿部寛のその後の活躍
では、ブレイク後の阿部寛さんの活躍についてみて行きましょう！
主な出演作品
『TRICK』での成功を経て、阿部寛さんは多くの話題作に主演するようになりました。
2004年の『時効警察』では型破りな刑事を演じ、2009年の『AIBOU〜警視庁特命係長』では水谷豊さんの相棒役
として好評を博しました。
そして、2011年に放送されたTBSドラマ『半沢直樹』では、権力に立ち向かう銀行マンを熱演。
「倍返しだ！」というセリフが社会現象となるほどの大ヒットを記録し、第2シリーズも制作されました。
『半沢直樹』が記録した最終回の視聴率42.2％は、近年のドラマでは例を見ない高視聴率だった。阿部寛が演じる半沢直樹の「倍返しだ！」という決めゼリフは、2013年の流行語大賞にもなった。
映画でも『テルマエ・ロマエ』シリーズや『超高速！参勤交代』など多くのヒット作に出演し、日本を代表する俳
優の一人として確固たる地位を築いています。
受賞歴・評価
阿部寛さんは『半沢直樹』での演技が高く評価され、2013年の第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男
優賞を受賞しました。
また、日本アカデミー賞では『テルマエ・ロマエ』で優秀主演男優賞を受賞するなど、その演技力は各方面から高
い評価を受けています。
阿部寛は2013年に放送された連続ドラマ「半沢直樹」で主演を務め、「倍返しだ！」というセリフは2013年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれました。同ドラマは平均視聴率29.1%、最終回は42.2%という驚異的な数字を叩き出しました。
話題の最新作
・ドラマ「キャスター」（TBS系日曜劇場 2025年4月13日スタート、毎週日曜よる9時放送）
・映画「キャンドルスティック」（2025年7月4日公開）
阿部寛さんは、常に複数のプロジェクトに関わる多忙な俳優として知られています。
特に「キャスター」のようなテレビドラマと「キャンドルスティック」のような国際的な映画プロジェクトを並
行して進行させている点が、彼の幅広い演技の引き出しと高い人気を示しています。
公式情報によると、今後も様々なジャンルの作品に出演予定で、特に社会派の役柄からサスペンスまで幅広く活躍
し続けることが期待されています。
まとめ
今回は、阿部寛さんの出世作や、その後の活躍について調査しました。
- 阿部寛の出世作となったドラマは『TRICK』です。
- モデル出身のイケメン俳優から、『TRICK』主演を通じて演技派俳優としての地位を確立しました。
- 『半沢直樹』で社会現象となる大ヒットを記録し、日本を代表する俳優として幅広いジャンルで活躍しています。
今後も阿部寛さんから目が離せませんね。
それでは、ありがとうございました。
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